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整形外科

診療設備の紹介

デジタルレントゲンシステム

撮影結果を最新型高精度モニタに表示し、フィルム現像にかかる時間をなくしました。密な画像をコンピュータ画像処理により出力しますので、撮影時のX線被曝を限りなく少なくすることができます。

デジタルレントゲンシステム

超音波診断装置

レントゲン検査では写らない筋肉や腱、神経などの異常を検索することができます。装置はコンパクトで持ち運びができますが、画質はむしろ向上し、かつ無線LANで院内画像データベースと連携しています。

超音波診断装置

骨密度測定装置

最新のガイドラインに基づき、腰椎および大腿骨でDEXA法による骨密度測定を行っています。骨粗鬆症検定実施医療機関として、市民検診に積極的に取り組んでいます。

骨密度測定装置

電子カルテシステム

医療のデジタル化に対応するために電子カルテを導入しています。ただし、対話型アプリケーションやタッチパネルなどを利用し、医師がモニタへ向く必要を極力減らし、患者さんと向き合って診療をするよう心がけています。

電子カルテシステム

ウォーターマッサージ

ウォーターベッドの中を移動するジェットノズルが水流を生じ、頚から背中、腰に心地よい手技療法と同様の刺激を作り出します。脊柱管狭窄症など疾患をお持ちの方や肩こり・腰痛など一般的症状の方まで、幅広い病状に対応できます。

ウォーターマッサージ

腰椎頸椎牽引装置

従来から腰痛・坐骨神経痛に対する治療として行われた腰椎牽引に最新機器を導入いたしました。イスに座るだけで、自動的にリクライニングして牽引に適切な位置にセッティングされ、効果的な治療ができます。頚椎牽引も合わせて設置しています。

牽引装置

干渉低周波治療器

異なる周波数の微弱電流を身体に流すことで干渉低周波が発生し、通電の痛みを感じることなく筋肉や腱・関節を心地よくマッサージできます。慢性腰痛や関節痛・神経痛の治療に適しています。

低周波治療器

乾式ホットパック

従来の温熱治療に加えてリズム振動により、血行を改善し新陳代謝を促進します。痛みを生じて硬くなった筋肉や関節をほぐすため、腰痛や膝関節痛、肩関節痛に効果的です。

乾式ホットパック

疾患解説

整形外科では骨折などの外傷から、年齢的な変化による疾患まで、幅広い病気の診療を行っております。その中でも比較的に外来でよくご相談を受ける代表的な疾患について、少し解説をします。

●腰部脊柱管狭窄症

加齢により腰の骨が変形すると、その内部にある神経を圧迫するようになります。この神経は脚の感覚を伝え、脚を動かす神経のため、症状は脚にでます。腰を伸ばす状況や立ったり歩いたりすると症状が強くなり、坐ったりして腰を丸くすると症状が軽くなるのが特徴です。

●変形性膝関節症

関節部分では骨の表面に軟骨がコーティングされています。しかし加齢によってこの軟骨が摩耗すると、骨に直接負担がかかり、関節内に炎症を生じます。初期のうちは「曲げにくい」「伸びきらない」「階段を降りるのが不安」などの症状です、しかし進行すると「立ち上がるのがつらい」「痛くて歩けない」といった症状になってきます。

●頚椎症性脊髄症

頚の骨が変形して、その内部にある脊髄(頚髄)を圧迫する場合があります。頚髄は両手足・胸腹部の全てをコントロールしているため、様々な症状が出ます。よく見られるのは脚がしびれて歩きづらい、両手がしびれて指がゆっくりとしか動かせない、といった症状です。脊髄は中枢神経の一部で、一度症状が出ると進行性で治りにくいという性質を持っていますので、早期の発見治療が重要です。

●肩関節周囲炎

肩を動かす筋肉は肩関節の中に入り腱板という構造になり、上腕骨についています。この部分がいたんでくると「肩が痛くてあがらない」という症状になります。よく五十肩といわれますが、腱板のいたみ方は様々あり、少しささくれ立つ程度で、腕をかなり上げた時にのみ痛む場合から、カルシウムが沈着して夜も眠れないほどの痛みを生じる場合もあります。

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